ご真言を学ぼう①如来様に届け

  • 2022/11/1
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皆さんは、「真言」をご存知ですか?

真言は、仏様の真実の言葉であり、秘密の言葉ともいわれてきました。
密教で使われてきた言葉であり、呪術的な側面を持ち、唱えることでご功徳・ご利益があるとされています。

ご真言は、仏様にそれぞれあるもので、そのご功徳・ご利益も違います。

お堂でお参りする時に、仏様の前にご真言を書いてくれているお寺も多いのですが、もし気になる仏様がいるならば、自分で勉強してみましょう。

そこで、「ご真言を学ぼう」をテーマに、今回は如来様のご真言を学んでいきたいと思います。

悟りをひらく「釈迦如来」の真言

如来のトップバッターは、「釈迦如来」様です。

お釈迦様のご真言は、

のうまく さんまんだ ぼだなん ばく

です。

このご真言には、悟りをひらく、魂を成長させるご利益があるそうです。

「のうまく」は、簡単にいうと「お願いします」という意味で、ご真言の最初に付ける言葉。
「さんまんだ」は、三千世界、全世界、あまねく、などの意味を持つそうです。
「ぼだなん」は諸仏、「ばく」はお釈迦様の種字。

種字とは、仏教の諸尊を梵字一文字で表したもののことをいいます。

浄土へと導く「阿弥陀如来」の真言

次は、「阿弥陀如来」様のご真言です。

極楽浄土に連れていってくれるという如来様のご真言とは、どんなものなのでしょうか。

阿弥陀様のご真言は、

おん あみりた ていせい から うん

です。

このご真言には、阿弥陀如来様らしく、極楽往生、現世安穏のご利益があるとされています。

「おん」は、神聖な意味を持つとされる言葉で、帰依を意味します。
こちらも、ご真言の最初に付けられることが多い言葉です。
「あみりた」は、飲む人に不死を与えるという飲み物の名前です。
「ていせい」は、神様の威光を意味します。
「から」は運ぶという意味で、ここで使われる「うん」の意味はいろいろな解釈があるようですが、言葉の締めくくり・終了を表す言葉です。

病魔を祓う「薬師如来」のご真言

最後にご紹介するのは、「薬師如来」様です。

薬の瓶を持ち、病気などから人々を守り、心身を健康へと導いてくださる如来様です。

薬師如来様のご真言は、

おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

です。

「おん」は、阿弥陀如来と同じく帰依を意味する言葉です。
「ころころ」は、「速疾に速疾に」という意味で「早く」という意味を持ちながら、また患部を撫でて痛みや苦しさを解きほぐす音のようでもあるといわれています。
「せんだり」「まとうぎ」は、センダリとマトーギという神様であり、古代インドで狩猟や漁業や屠殺を生業にする女性を指す言葉だといわれています。
最後の「そわか」は願望成就の意味を持つそうです。

病魔を祓うために、早くセンダリとマトーギなどの神々を動かしたまえ!
そんなイメージなのでしょうか。
とってもたくましい女神が出てくるご真言のようですが、「コロコロ」という言葉の中に優しさを感じるご真言のようにも思います。

ご真言を唱えるなら、学びの心を忘れず!

ここまでご真言をご紹介してきましたが、ご真言は遊びではありません。
密教で使われてきた呪術的な役割もあるので、しっかり学び、ご真言のことを理解して唱えたいものです。

また、ここまで言葉の意味などを見てきましたが、
重要なのは言葉の意味ではないと「あん・はな」は考えています。

まずは目の前の仏様と向き合い、仏様を感じて、そこから真言を唱える。

そのためにも、学びの心を忘れず、お参りのたびに自分を高めていけたらいいですね。

そんな思いが、如来様に届けられるよう、「あん・はな」と一緒に精進していきましょう!

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