「あん・はな」の店舗でも人気の天然石。
選び方は、「パッと見て、一番気になるものを」とお伝えしますが、
よく選ばれていると多いと感じるのは、不安を祓ってくれるような、眺めているだけで元気になれる石のような気がします。

石にも、本来持っている力があります。
それぞれの個性があり、氣を蓄えることもあれば、相手に氣を与えてくれることもある。
そして、相手の氣を吸い取ってしまうこともある。
これらは、人が人と接する時と同じです。元気になれる石を選びたくなる理由もわかります。

天然石のアクセサリーやお守りは、石のことを知ってこそ使いこなせるもの。
持っているだけで幸せになれたり、運気を上げてくれたりするものではありません！

でも、少し落ち込んだ時に元気をくれる石に出会いたい。
そんな天然石を、「あん・はな」的にピックアップしてみました。

トラウマを克服して冷静さを取り戻す「ソーダライト」

最初にご紹介するのは、深い藍色が美しい「ソーダライト」です。

ソーダライトは、よくラピスラズリに間違えられます。
間違えない見分け方は、ラピスラズリには金色や黄色に見える模様が入っていること。
これは、パイライトが含まれているのですが、パイライトが入っているのがラピスラズリです。

ソーダライトの産地は、ブラジル・カナダ・ボリビア・インドで、日本ではブラジル産のソーダライトが多いようです。カナダ産のソーダライトは、プリンセスブルーと呼ぶこともあります。

厄除け・邪気払いにも使われてきたソーダライトは、恐怖心をとり除いてくれる石だといわれています。また、トラウマを克服する勇気を与えてくれる石ともいわれています。

混乱する心を落ち着かせ、リスクを回避する目を養ってくれるソーダライト。
まるで吸い込まれていくような深いブルーを眺めていると、冷静さを取り戻せるのかもしれません。

ソーダライトは、浄化方法に気を付けたい石です。
水で洗う、日光浴、塩での浄化は避けましょう。
月光浴や、クラスター・煙でいぶすなどの浄化方法がオススメです。

精神を安定させて地と体をつなぐ「スモーキークォーツ」

自分を見つめなおしたい時に、オススメしたいのが「スモーキークォーツ」です。

和名は「茶水晶」で、水晶の中にまるで煙があるような茶色や灰色にも見えるのが特徴です。
その色の深さは石によって違い、かろうじて光を通すもの、全く光を通さない黒さになると黒水晶・モリオンになるので、このあたりの見分け方が面白い石でもあります。

日本に流通しているスモーキークォーツの産地は、ブラジル産が多いです。
昔から、浄化に煙が使われることもあり、魔除けの効果がある石とされてきました。

スモーキークォーツには、神経を鎮め、精神を安定させる効果があるとされてきました。
地に足を付けた行動がしたい人、その恐怖を克服したい人にはピッタリの石だと思います。

心を落ち着かせ、前向きに行動する力を与えてくれるスモーキークォーツ。
その浄化方法としては、太陽の光に長時間あてると、変色してしまうことがあるので気を付けましょう。また、お塩での浄化も、避けた方がいいかもしれません。

明るい色が元気のもと！歴史人も愛用した「カーネリアン」

古代エジプトで採掘された最も古い石として知られている「カーネリアン」。
色の深さによって、橙色や赤色に見えることがありますが、この色が元気を与えてくれる色であることは言うまでもありません。

なんと、あのナポレオンも、八角形のカーネリアンを身に付けていたというほど。
カーネリアンは自信を与えてくれる石とされているため、ナポレオンにピッタリの石だと感じてしまいます。

カーネリアンの産地は、ブラジル・インド・ウルグアイなど、たくさんの場所で採れる石とされています。

カーネリアンは、気力を与えてくれる石であり、生命力や能力を向上したい人にオススメしたい石です。何だかやる気が出ない時、カーネリアンを眺めてみるのもいいかもしれません。

カーネリアンの浄化は、そこまで難しくありません。
ただ、日光浴は避けましょう。長時間あててしまうと、変色する可能性があります。

石に依存するのではなく、石にサポートしてもらう!?

「あん・はな」では、石の効果やスピリチュアル的要素に依存しない大切さを伝えています。

それでも、落ち込んだ時、混乱した時、気力がない時は、
魔法の石としてではなく、自分を支え、サポートしてくれる相棒として石に少しだけ頼ってみてください。

きっと、一歩前に踏み出す勇気と元気を与えてくれるはずです！

ここで紹介した石はもちろん、自分の直感でパッと選べた石が、実は一番あなたを元気にしてくれる石であると、「あん・はな」は考えています。

いろいろな石に出逢い、自分の相棒となる石を選んでみてくださいね。