暦を見る!一粒万倍日・天赦日・天一天上
- 2022/11/11
- あんはな文庫
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「強運な人は、暦をしっかり活用している」
そんなことを言う人がいますが、これは、とても理にかなっていると思います。
実は、「あん・はな」でも、とても暦を重要視しています。
何か新しいことを始める時、何かに挑戦する時は、暦を見て判断することも多いです。
その中で、暦を見ればわかる「吉日」とされている、
「一粒万倍日」「天赦日」「天一天上」について、今回はまとめてみました!
成長を促す実りのエネルギー「一粒万倍日」
最初にピックアップする吉日は、「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」です。
宝くじ売り場に行くと、よく「一粒万倍日」と書かれているので、この言葉を知っている人も多いのではないでしょうか。
「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」という意味があり、この日は「成長」に適していることから、新しいことをスタートするのに適した日だといわれています。
ひと月に4~6日あるので、チャンスがいっぱいですね。
ただ、注意したいこともあります。
それは、一つの粒が大きく育つ意味を持つ日のため、良い事だけではなく、ネガティブな感情や行動も育っていくこと。
臨時収入を得るどころか、借金をすることで、マイナスがどんどん膨らんでいく可能性もあるということです。
この「成長」の力を活用したいなら、自分をスキルアップするための勉強、自分磨きのための習い事などをスタートするのに適した日。
関係を深めたい相手がいるなら、この日からアプローチするのもオススメです。
罪を赦し、再び挑戦する勇気もくれる「天赦日」
次にピックアップするのは、「天赦日(てんしゃび)」です。
日本古来の暦で、最も縁起の良い日だともいわれています。
天赦日は、「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」という意味を持っているといわれています。
人間は、どんなに気を付けていても、生きているだけで罪を背負ってしまうことがあります。
天赦日は、神様が天に昇り、その天が全ての罪を許してくれるというありがたい日でもあるので、神様に感謝したくなる日です。
最上の吉日といわれている天赦日は、年に5~6日しかありません。
春夏秋冬とある中で、一つの季節に1~2日しかない日。
とても貴重な日なので、うっかり見逃したくないですね。
天赦日も、一粒万倍日と同じで、何かをスタートするのに適した日とされています。
天が、それを赦してくれる日とされているので、さらに縁起がいいですね。
一度諦めてしまったこと、自分には無理だと思っていることがあれば、自分を一度浄化する気持ちで、この日から気持ちを一新して挑戦してみてはどうでしょうか。
運気が背中を押してくれるかもしれません。
どの方角に行っても運気アップ!「天一天上」
最後にピックアップするのは、「天一天上(てんいちてんじょう)」です。
一粒万倍日や天赦日と違うのは、1日だけではなく期間として数える吉日であるということです。
天一天上は、十二天将の主将であり、方違の神である 天一神 (なかがみ) が天に上がっている日だといわれています。
天一神は、いつも天と地を往復し、八方の方角を運行しています。
そのため、もし悪い方角があれば、その方角を塞いで守ってくれるという神様なのです。
この神様は、干支でいう癸巳(みずのとみ)の日に西北から天上に帰ります。
そして、戊申(つちのえさる)の日まで天上にいて、己酉(つちのととり)の日に天上から降りてきて、八方を巡るといわれています。
天一天上は、癸巳から戊申までの16日間のこと。
この期間は、天一神の祟りがないので、どの方角に行っても吉となるのです!
方違に関する神様に関する吉日なので、移動に関することをやっておきたい期間です。
引っ越し、旅行、外出に適した日。
さらに、この期間の掃除は、運気アップにつながります!
…いえ、絶対に掃除をしておきたい期間と言っても、過言ではありません。
天一天上は、2ヶ月に1度のサイクルでやってきます。
是非、活用してみてくださいね。
幸運を掴むポイントは、暦に振り回されず暦を楽しむ!
今回は、運気アップに活用したい、暦のうえでの吉日をピックアップしました。
このような吉日は、暦を見て調べることができます。
暦を学び、うまく活用してみてくださいね。
これらで幸運を掴むポイントは、暦を楽しむこと。
間違っても、
「一粒万倍日なのに、何も行動できなかった!」
「天赦日なのに、何も始めることができなかった!」
「天一天上なのに、掃除できなかった!」
など、暦に振り回されないように気を付けましょう。
暦は、とにかく楽しむこと。
これが、幸運を引き寄せるコツであると、「あん・はな」は考えています。