秋を感じる!神社仏閣で「秋の花」を愛でよう!

  • 2022/9/30
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季節によって、四季折々の美しさを見せてくれる自然の風景。
その季節でしか楽しめない華憐な花の姿や香りを楽しもう!

もちろん、神社やお寺でも、秋に見頃を迎えるさまざまな花を楽しむことができます。

「花の名所」として有名な場所もあれば、境内にひっそりと咲く花もあり。
今回は、お参りする中で見つけたい、秋に魅力を開花させるお花を集めてみました。

小さい花を咲かせ、人々を励まし続けてきた「萩」

秋の七草のひとつとして数えられている「萩」
万葉集をはじめ数多くの和歌で詠まれている萩は、日本の秋を代表する植物の一つです。

萩は、山野の至るところに自生し、秋になると、まるで蝶々にも見える房状の花を咲かせます。

神社やお寺で見かけることも多い花ですが、特に京都では萩の名所といわれる神社仏閣は多いです。

萩の見頃は、7月から咲いているものもあるようですが、9月に見頃を迎え、10月まで咲いている場所も

萩の花言葉は、「思案」「内気」「柔軟な心」など。
先人たちが秘めた思いを歌にして詠む時に、これらの花言葉を持つ萩を思い浮かべていたようですが、何となく納得です…

「萩」という言葉は知っていても、実際にどんな花なのかは知らなかったという人も多い花。
古から愛されてきた日本の秋を代表する花を、是非チェックしてみましょう。

小さくても可憐に、さらにしとやかに咲く萩の花は、元気をもらえる花のように思います。

さまざまな個性を持ち、強く美しく咲く「秋桜」

秋に咲く桜と書いて「秋桜」
秋を彩る花としても人気が高く、秋桜の名所とされる神社やお寺は人気です。

色とりどりに咲き、見る人の心を華やかな気分にしてくれる秋桜は、
その色によって、花言葉が違うのです。

ピンクの秋桜は、「純潔」

濃いピンク(赤)の秋桜は、「愛情」

白の秋桜は、「優美」

どの秋桜が、お好みでしょうか?

実は、黄色や茶色の秋桜もあります。
そして、それぞれに「野生の美しさ」(黄色)、「恋の終わり」(茶色)という花言葉があります。

色によって花言葉が違う秋桜。
それらが集まって強く美しく咲く姿は、それぞれが個性を持って社会で生きている人間たちに似ているようにも感じて、眺めているだけで楽しくて元気をもらえる花です。

甘い香りで癒し、リラックス効果も期待できる「金木犀」

パステルカラーに近い、淡いオレンジの花を咲かせる「金木犀」

可憐に咲く花も魅力ですが、金木犀の魅力はやっぱり香りではないでしょうか。
金木犀が咲いている辺り一帯が甘い香りに包まれ、さらに遠くまで香りを届けてくれることもある優しい花です。

香りという強烈な個性を持ちながらも、その花言葉は「謙虚」
謙虚な心でいることこそが、自分の力を発揮できるのだと教えてくれているかのようです。

金木犀楽しめる神社やお寺も多く、境内を歩いているだけで、金木犀の香りに癒されます。
見頃は9月から10月、遅いところでは11月に入ってからも楽しめるそうです。

金木犀の香りにはアロマ効果があり、リラックス効果はもちろん、鎮静効果が期待できるという話も。神社やお寺で金木犀に出会えたら、日頃の疲れを癒してくれるかも!?

秋は、自らと向き合い、心を落ち着かせてくれる花がいっぱい!

3種類の花をご紹介しましたが、これらはあくまでも「あん・はな」がオススメのもの。

秋に見頃を迎える花は、まだまだあります!
そして、秋といえば紅葉! その他にも、神社やお寺では、様々な植物と出会えるはずです。

自然を大切に考え、その力を活用して造られ、守られてきた神社やお寺という聖域。
それぞれの場所で、どの植物が大事にされているのかという視点でお参りをしてみると、そこで大切に守られてきた信仰の本質を垣間見ることができるかもしれません。

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